備前市美術館開館記念特別展
『浦上コレクション 北斎漫画 画狂！画驚！！画叫！！！』
＜会期＞2025年1月10日（土）〜2025年3月8日（日）
※
＜会場＞備前市美術館 展示室1〜3
＜開館時間＞9:00～17:00（最終入場16:30）
※毎週月曜休館（祝日の場合は開館、翌日休館）
＜チケット料金＞
一般 1,000(900)円
65歳以上（備前市・赤穂市・上郡町在住者） 750(700)円
65歳以上（上記以外の在住者） 900(800)円
学生（大学生、専門学校生、高校生） 800(700)円
中学生以下 無料
※（ ）内は20名以上の団体料金
※65歳以上の方は、運転免許証等、住所、年齢が確認できるものを持参。
※備前市内・外の中学生以下の方（ただし、保育園・認定こども園・小学校・中学校が授業の一環として引率する保育士または教職員を含む。）は無料。
※身体障がい者手帳・療育手帳・精神障がい者保健福祉手帳（ミライロID含む）とその介護者（１人）は無料。
この企画展について
葛飾北斎(1760-1849)は、19歳で絵師となってから90歳で亡くなるまでに3万点以上の作品を描きました。代表作の一つ『北斎漫画』は、弟子たちの絵手本として1814（文化11）年に初編が刊行されると、庶民の絶大な人気を博して版を重ね、北斎没後の1878（明治11）年まで、全15編が刊行されました。庶民の生活、動植物、各地の名称、神仏・幽霊まで、森羅万象あらゆるものが緻密な描写力と大胆な構図でユーモラスに描かれ、その卓越したデッサン力は、欧州のジャポニスムの芸術家たちにも大きな影響を与えました。
本展では、世界一の質と量を誇ると称される浦上満氏の『北斎漫画』コレクションの中から厳選された約200点とその図案等に着想を得た陶磁器9点をご紹介します。今もなお世界の多くの人々を惹きつけてやまない北斎の魅力が凝縮された『北斎漫画』の世界をご覧ください。
展示作品紹介
『北斎漫画』三編《雀踊り》1815（文化12）年 浦上コレクション
『北斎漫画』五編《富士と三保の松原》1816（文化13）年 浦上コレクション
『北斎漫画』七編《阿波の鳴門》1817（文化14）年 浦上コレクション
『北斎漫画』十三編《象の手入れ》1849（嘉永2）年 浦上コレクション
『北斎漫画』十三編《魚籃観世音》1849（嘉永2）年 浦上コレクション
『北斎漫画』十二編《縦・横》1834（天保5）年 浦上コレクション
エミール・ガレ《瓢箪形鉢》1877年頃-1904年 個人蔵（茨城県陶芸美術館寄託）
フェリックス・ブラックモン《鳥に虫文台皿》1866-1875年 岐阜県現代陶芸美術館
エスカリエ・ド・クリスタル《流水鯉文皿》19世紀後期-20世紀初頭 個人蔵
関連プログラム
（1）講演会1：「世界を驚かせた北斎と『北斎漫画』」
日時：2026年1月10日（土）13:30～
講師：浦上 満氏（本展監修者/浦上蒼穹堂代表）
会場：１階 講堂
定員：60名 ※先着順、要事前申込 12月中旬受付開始
参加料：無料 ※要当日観覧券
（2）講演会2：「葛飾北斎の魅力」
日時：2026年２月７日（土）13:30～
講師：安村 敏信氏（一般財団法人北斎館 館長）
会場：１階 講堂
定員：60名 ※先着順、要事前申込 12月中旬受付開始
参加料：無料 ※要当日観覧券
（3）ワークショップ「雀踊りのパラパラ漫画を和綴じ本でつくろう！」
『北斎漫画』三編《雀踊り》は33ポーズが描かれています。このワークショップでは《雀踊り》の連続した動きを活かしてパラパラ漫画を作成し、和綴じ本に仕上げます。
日時：2026年1月24日（土）(1)10:00～ (2)14:00～
対象：小学生以上
会場：１階 講堂
定員：各回15名 ※先着順、要事前申込 12月中旬受付開始
参加料：300円
（4）ギャラリートーク「学芸員による見どころ紹介」
日時：2026年1月31日（土）(1)10:30～、(2)13:30～
2026年2月28日（土）(1)10:30～、(2)13:30～
会場：2階 展示室1・2・3
参加料：無料 ※要当日観覧券
（5）クラシックアンサンブルコンサート
日時：2026年2月開催予定
会場：1階 エントランスホール
参加料：無料
主催 備前市美術館、山陽新聞社
監修 浦上満（浦上蒼穹堂代表）
企画協力 山形美術館、株式会社アートワン
後援 備前市、備前市教育委員会、RSK山陽放送、TSCテレビせとうち
お問い合わせ
備前市美術館
岡山県備前市伊部 1659-6
電話：0869-64-1400（9:00〜17:00、月曜休館）
企画展に関するお問い合わせ：info@bizen-moa.jp
ご取材・ご掲載に関するお問い合わせ：pr@bzcularts.com
